安住模索

「社会を乗りこなしてゆくための方法を自分なりに模索し、授業形式で発信してゆく」をテーマにしております。

私のうつ病体験記:起 -発症編-

 

本日はようこそいらっしゃいました。

 

始めましての方は始めまして。

 

当店のバーテンダー、晶也と申します。

 

本日は・・・意を決してお話しようと思います。

 

 

私のうつ病体験記について……

 

あ、興味無いという方はブラウザバックしていただいてかまいません。

お酒の肴にしては、とても脂っこくてドロドロした内容になってしまっておりますので・・・

 

 

では、本編に移らせていただきます。

 

 

私が、うつ病になったのは大学4年のときでした。

 

当時の私は、公務員試験・研究室・部活の引継ぎ作業・顔出しをしていました。

そのときの時点で、

 

公務員試験の面接練習は上手くいかない(表情が硬い・受け答えがロボット的)

研究室の進路が自分だけ就職を選択した為から他のメンバーとズレが生じている(他の面子は院進学)

部活の引継ぎ作業の内容が自分の前の代の先輩すら完璧に理解していない内容を説明して、やらなければならなかった(部活のWebサイト作成)

引退したのに、部活動の後輩の所にいちいち行かなくてはいけないことが苦痛で仕方なかった。(少なくとも自分では引退したら現役世代に任せてOBは卒業前に挨拶する程度でいた)

 

※希望していた職種が警察官だったため、肉体のトレーニングも同時進行で行わなければならず、時間自体も限界まで切り詰めていた状態。

 

 

その時点で自分自身の精神がガリガリと削れていってるのがわかってしまっていましたが、

「どうして削れているのか」「どうして、周りはわかってくれないのか」「どうして、思い通りにいかせてくれないのか」………

 

そのたくさんの「どうして」を振り払いながら私は必死で目の前のことを愚直に続けていました。

 

 

考えることをしなかったのです。

 

そして5月の中旬、面接の先生に

私の対人の受け答えが暗い理由について訊いてみた際に

 

「君は、いままで自分の思うままに生きられなかったんじゃないか?」

「自分が活き活きとしていないから雰囲気が暗くなって、それが周りに暗い印象を与えてしまうんだと考えるね」

 

そう言われたとき、自分の中で何かが

 

「ぷちん」

 

と切れた感覚がしたのを今でも覚えています。

 

その後、・・・・・・・3ヶ月ほどハイな状態になって行動をしていました。

具体的には、

・生活費のギリギリまで使い倒して買い物をする。

・「自分の目的のモノ(公務員試験)以外全部を」やらずに投げ捨てる。

 (「私の邪魔をするんじゃねぇ」と言わんばかりの剣幕だったそうな)

・トレーニングメニューを3倍に増やし、体形を一気に理想体型にしようとする。(実際に理想体型、理想体重「69㌔」、理想体脂肪率「12パーセント」まで落とした。)

・友人に対して比較的攻撃的な返答が多くなる。(普段、自分は陰キャラで積極的に会話をするタイプではなかった。)

・当時付き合っていた彼女との性欲が増す。(体感的に5倍ほどセックスの回数が多くなる)

・3時間くらいで目が覚めてもなんとも無くなる。

・「自分は何でもできる」みたいな万能感に酔いしれる(正確に言うとアイディアがポンポン沸き、ガリガ紙に書いてはいたがよくよく見ると欠けているところがあり、実現するにはピースが一つ二つ足りないくらい見通しが甘い内容だと後々わかる。)

 

というくらいの簡単に言うと「マ〇オがスター取った状態」が3ヶ月間続いていました。

 

 そして、3カ月が過ぎたころに「ツケの清算をすることになります。

 

そう、スターが切れた状態に気付かずにマリ〇がク〇ボーに直撃してちび〇リオになってしまうように……

 

表現がだいぶマイルドになってしまいましたが、今のところ問題はないでしょう。

 

具体的には

・食べ物をまったく口にできなくなる。(10日間水とポカリだけで過ごした時アリ)

・性欲が全くと言っていいほど起きず、勃たない。

・問題を解こうとしても論述の内容が頭の中でグチャグチャになって纏まらず、書き出せない。(何度も解いていた問題にもかかわらず、です)

・本の絵や文章がグニャグニャ曲がったり歪んだりして見えて、読めない。

・頭が雨の日や曇った日にものすごくギリギリ痛んで動けなくなる。

・体が痩せすぎて止まらなくなる。(筋肉を喰って栄養に変えているようで59㎏まで落ちてしまった。〔身長に対しての理想体重:65㎏〕)

・何もしていないのに突然涙が出だし、止まらなくなる。

・常に背筋に寒気が走っている状態があり、焦燥感と冷や汗が突然出だす。

 

・自殺構図と自殺未遂(※具体的な方法を記入するのは避けますが、少なくとも遺書を書いた上で10回以上未遂をしておりました。)

 

 

ここまで症状がでてしまっていて、自分ではどうにもならなくなっている現状に恐怖して、ようやく私は当時の彼女の勧めもあり、スクールカウンセラーのところへ行く決断をしました。

 

精神科の先生とカウンセラーが交代制でしており、自分が行った際にはちょうど精神科の先生の時にあたりました。

 

そこで、自分の症状を説明した後に精神科の先生は

「別の日にうちの病院に来なさい」「ご両親に連絡しましょうか?」

とおっしゃってくれました。

 

当時の自分は涙で顔をぐしゃぐしゃに濡らしながら、「お願いします」と言ったことを今でも覚えています。

 

 

 

、一旦ここまでにします