安住模索

「社会を乗りこなしてゆくための方法を自分なりに模索し、授業形式で発信してゆく」をテーマにしております。

コップの作り方と中身の淹れ方

本日はようこそおいでくださいました。

初めましての方は、初めまして✨

アキラでございます。


さて、本日はタイトルにもある通り、

「コップの作り方と中身の淹れ方」

をテーマに話させていただきます。

 

……「どういう意味か分からない」という顔、ありがとうございます✨

 


先程の表現はあくまでたとえ話、

具体的に言うと………

「心のコップの作り方、中身の種類と淹れ方」


となります。

今回は、
「心の器の作り方」、「器に入れる中身の種類と淹れ方」の2つに分けて説明させていただきます。


ちなみに「ただの道徳の話」で終わるつもりはないですからご安心を✨


α:心の器の作り方


先ずは、「心の器」とは何かについての説明を


それは、人によって
「材質」
「大きさ」
「深さ」
その3要素によって形づくられています。

 


また、「心の器」は主に青年期までの価値観で形を成しています。

 

具体的には、

①親からの教育
②友人や他人との関わり
③書物や経験から学んだ情報

この3要素が主になります。

 

ここまで言えば、察しの良い方はもうお気づきになったでしょう✨


そう、①・②は受動的、③は自発的な要素になるのです。


ここまでで分かることは………恐らく以前にもお話した内容と被ってきますが、大切な事なので良く、ご覧になってください✨

 

それは、次の3点です。

「我々は、コミュニティの中で生きている」
「価値観は、コミュニティの影響を受ける」
「価値観は、自分で選択する事ができる」


2番目と3番目は、一見すると矛盾しているように見えるかも知れません。


ここでポイントとなるのが、先程説明した
「受動的要素」「自発的要素」の内、「自発的要素」に関わってきます。


また、③で「書物や経験」と説明したと思います。

 

それらは、
「受けた本人」が「どの様に感じられたか」を要素とするのではなく
「どのように最終的に感じたかったか」を要素としております✨

アドラー心理学とも関わってくるのですが、ソコは別の記事での説明とさせていただきます。


例えば、「ある本を買う」行動1つにしても

「その本が私に与えてくれるモノを期待して買う」事を前提としたからだと判断できます。

その与えてくれるモノが、一般的に

小説や漫画なら、「ワクワク感」
実用書ならば、「新たな方法を知る好奇心」
専門書ならば、「深く掘り下げられた教え」

と言ったものでしょう。

 

………失礼、話が大分逸れてしまいましたね(笑)


以上のことから、結論として

結論α
「心の器の構成要素」は

①材質 → 青年期までのコミュニティとの関わり方+自分の知識の質

②大きさ → 青年期までのコミュニティとの関わり方+自分の知識の量

③深さ → 青年期までのコミュニティとの関わり方+自分の知識の掘り下げの深さ

となるのです。

※先程の逸れた内容は、実は無関係ではなく、

「知識のインプットする前の前提」
「コミュニティと関わった際の受け取り方のクセ」
を文章で説明したモノになります✨

 


β:器の中身の種類とその淹れ方


では、器を作った所で、次は中身を入れて行きましょう。

この時、中身は日本人ならば大人になった際の職業選択に関わってきます。

 

何故か………ですか?

それは、「中身」の正体が「生き方」という人によって

「透明度」も
「硬度」も
「形」も違う

不確かなモノでできているからです。


一例を挙げながら説明致しましょう。

まず、職業についてですが

①会社員
②公務員
③自営業・社長(雇われは会社員に含む)
④投資家

この4つに分けて考えます。

 


注意:ここからは、ちょっとした偏見やイメージも含まれますので不快に思われた方はブラウザバックしていただいて構いません。
「それでも良い」と言った心の広い方のみ、お進み下さい。

 

では、改めまして説明の方を始めさせていただきます。


αで作った器は、それぞれ社会に出て様々な方と関わって行くことになりますね。


この際に、主義主張のぶつかり合いや、競争も勿論あるでしょう。

 

その際に「ぶつかり合いに勝つ」為の要素として必要なものが

「心の器」→ 自分の知識や経験
「器に入れる中身」→ 自分の社会に出てからの価値観

なのです。


先程、私は①〜④に職業を大別しましたね?

 

何故、その様な事をする必要があったのか?

 

それは、①〜④の人間の思考回路が「全く違う」からです。

 


「えっ?」という顔、ありがとうございます✨
そして、「当たり前じゃないか」と思われた方、おめでとうございます✨✨

本質的な部分に踏み込んで、かつ噛み砕いた説明をしているのは、一般向けでは私を含めて極小数の方しか居ませんので、長年の疑問に決着をつけられるかと………


ex.1

そもそも、日本人において職業に所属している人の割合は一般認識として直感的に

① →6〜7割
② →3〜2割
③ →9分
④ →1分

と考えられています。

この割合は、何を意味しているか解りますか?


それは、
「価値観の浸透している状態」を示しているのです。


つまり、上記の説明ならば

7割の人がサラリーマンを選び、
2割の人が公務員を選び、
9分の人間が自営業や社長業を選び、
1分の人間が投資家を選ぶ

というコトになります。

 


次に考えるのは、「心の器」がどのように出来ているかという事です。

ex.2

x-①ガラスの材質でワイングラスのような薄い器の場合、中に入るのは当然「水やワインのような液体」です。

x-②鋳型(いがた)のような、硬くてある程度分厚い器なら、「熱した金属を入れても大丈夫」と一般的に考えます。


このex.2から私が言いたいことは、

「器と中身の相性がかみ合わないと、器が壊れます」というコトですね。

 

「そんなの当たり前じゃないか!」

本当に?
本当にわかってますか?


コレは、人間関係の相性にも関わってくるのです。

 

ポリエチレンケースがワイングラスに憧れても、ワイングラスにはなれない。

ただ、ポリエチレンケースにしか出来ないコト(フッ化水素酸の保管など)はワイングラスには出来ないコトでもあるのです。


フッ化水素酸:ガラスに触れると腐食反応を起こして溶かす液体

 


ex.1、ex.2から私は、


x-α:
生き方(器の材質)そのものが違うのに、アドバイス(中身の原液)を鵜呑みにするコトに本当は意味がない。

x-β:
生き方(器の材質)のマッチした人と積極的に関わり、様々なアドバイス(中身の原液)を自分に合った方法(淹れ方)で吸収(ブレンド)していく事で自分の価値観(自分の器の中身)にしてゆくのが最も効率が良い自分の成長方法である。

これら2つの事が説明できます✨

 

以上から、結論として

結論β
「中身」の正体は「自分の社会に出てからの価値観」
「淹れ方」は「自分の成長ペース」と「自分の吸収スピード」に合わせて行うモノ

であると結論づけられます。

 

 

以上、コップの作り方と中身の淹れ方について

結論α
「心の器の構成要素」は

①材質 → 青年期までのコミュニティとの関わり方+自分の知識の質

②大きさ → 青年期までのコミュニティとの関わり方+自分の知識の量

③深さ → 青年期までのコミュニティとの関わり方+自分の知識の掘り下げの深さ

 

結論β
「中身」の正体は「自分の社会に出てからの価値観」
「淹れ方」は「自分の成長ペース」と「自分の吸収スピード」に合わせて行うモノ

 

を参考にして是非、行ってみてください。


闇雲に行うよりもハッキリ自分の輪郭が見えてくるでしょう✨

 

それでは、本日はこれまでと致します。

ご覧頂き、ありがとうございました✨