人生との戦い方講座:其の二(強弱思想編)
本日も、ようこそいらっしゃいました。
晶也です。
本日は、「弱さ」と「強さ」
その概念の差に迫りたいと思います。
まず、皆さんは「弱い」「強い」についてどう思われますでしょうか?
「強い」方が偉くて「弱い」方が惨めじゃないか⁉︎
「弱い」から「強い」側に搾取される側になってて理不尽だ!
そういった印象を持たれている方が多いかもしれません………
ですがこれらは「マクロ」な話、
私が今回お話しするのは
「相対的ミクロ」視点から見た
「弱さ」と「強さ」のお話です。
今回も要点を
「α」「β」
の2つに分けてお話致しますので、しばしお付き合いください✨
では、初めてゆきましょう
α:相対的ミクロで考えてみると…
まずは、相対的ミクロについて説明しましょう
そもそも、ミクロとは何でしょう?
マクロの反対語で、「小さな」という意味
極小の単位で「ミクロン」もありますね。
「相対的」は言うに及ばず、「比較」したものを表して居るものです。
では、これを踏まえて質問です✨
「相対的ミクロで考えよ」とした理由は何故でしょう?
少し考えたらスクロールしてみてください✨
私の出した答えは、
「万物は所詮、一時の事象」
という考えているからです。
そう、「一時」
例えば、
人間の生きている期間というモノは長くて100年………その期間はB.C(紀元前)からA.D(紀元後)まで見たときと比較すれば、「ほんの」100年になってしまいます。
また、小学生が
「かけっこが早い」「力が強い」「字が綺麗」
そう言って誇っているのは、長くても中学生までだったのではないでしょうか?
100年の中で9年は、「ほんの」9年にしか見えないでしょう?
私が説明しているのは、
認識を変えると、
「自分が気にしてるのはこの程度のことなんだ」
「この程度の期間しかステータス取れないなら意味ないよね」
こんな具合に考えるとラクになる、と言う説明をしています。
結論:α
「全ては一時の些細なこと」と考えてみましょう。
β:強弱思想の果てに在るもの
では、強弱思想のメリットとデメリットから説明してゆきましょう。
※ちょっとした偏見もあるかもしれませんが、他にもあるよ!と言われる方はコメントで是非「優しく」教えてください✨
メリット
①ステータスの視覚化。
②自分の優越感が得られる。
③自分の現状の立ち位置がわかる。
デメリット
①立ち位置を利用してハラスメント行為やイジメなどの問題が起こりやすい。
②優位性を示そう、維持しようとする手段として「結果的な他者の妨害」を行う傾向が強い。
これらを踏まえて、強弱思想を導入した組織の行き着く先を考察してみましょう。
考えましたか?
考えたらスクロールしてみてください✨
答え:組織の自壊
意外でしたでしょうか?
組織力を底上げする為に導入した思想の為に、組織が自壊してしまうのです。
コレはイジメの心理にも言える事なのですが、
被害者を取り除いても、加害者を取り除いてもイジメは発生します。
それは、「比較」することを人間はやめられない動物であるからです。
え?ではどうしようもないじゃないかって?
いえいえ、あなた方は今理解できましたよね?
「人間は比較をやめられない動物である」と
その事を念頭に置いて、人の行動を観察してみてください。
その行動に、「焦燥感」や「自信」、「劣等感」と言った感情が隠されていることが解りますから………✨
結論:β
思想の裏には感情が隠されている。
結論α、βより、
強弱思想は短期的には有効に使えるが、基軸にして長期的に使うには全く向いていない。
あくまで「物差し」として見るよう心がけましょう。
本日はこれまでと致します。
ご覧いただき、ありがとうこざいました。